●消防団協力事業所表示制度

地域防災の中核的存在である消防団は、団員数が年々減少し茅野市においても定員数を下回っているのが現実です。
このままでは地域の防災体制に支障をきたすことが心配されます。そこで消防庁では、企業で働く団員の活動環境を整えることで団員確保につなげようと「消防団協力事業所表示制度」を導入・推進しています。
この制度は、事業所の消防団活動への協力が社会貢献として広く認められると同時に事業所の協力を通じて、地域防災体制がより一層充実されることを目的とした制度です。
勤務時間中に地元で発生した災害出動に際し、従業員である消防団員が不利益をこうむらないように、事業所に協力をいただき、推進していくものです。

平成19年1月から、全国で消防団協力事業所表示制度が始まり、茅野市においても、平成19年4月からスタートしました。
令和2年2月現在で、35事業所に消防団協力事業所表示証が交付されています。
現在、茅野市において消防団協力事業所表示制度の表示証を交付されている事業所は茅野市消防団協力事業所表示制度認定事業所一覧をご覧ください。
消防団協力事業所表示制度では消防団活動に協力している事業所等を事業税減税などにより支援します。
消防団協力事業所への優遇措置については、長野県公式ホームページをご覧ください。